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「理にかなっている」サウサンプトン移籍が報じられた菅原由勢。オランダメディアは活躍に太鼓判「才能ある…」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



菅原獲得に動いた理由とは?

 エールディヴィジ・AZアルマクールに所属するサッカー日本代表DF菅原由勢は、プレミアリーグのサウサンプトン移籍間近だと報じられている。1年ぶりのプレミア復帰を果たした同クラブが獲得に動いた理由や菅原が活躍する可能性について、オランダメディアなど複数メディアが現地時間12日に報じていた。


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 現在所属しているAZの現地メディアは、「オランダでの素晴らしいパフォーマンスに続き、サウサンプトンへの菅原選手の移籍は彼のキャリアにとって大きな節目となる」と触れた上で、「サウサンプトンの再建とプレミアリーグでの競争力強化に向けた幅広い戦略の一環として獲得された。即戦力となる若くダイナミックな才能でチームを活性化させることに注力しており、菅原の加入でチームの守備が強化され選手層が厚くなると期待されている」と、プレミアリーグ昇格を果たしたチームが、リーグ戦での競争力をより向上するために獲得したと伝えている。

 また英メディア『GIVE ME SPORT』は、「日本代表として13キャップを獲得した菅原は4年契約を結ぶ予定であり、移籍専門記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が700万ユーロ(約11億円)の契約となる見込みだとも伝えている」と移籍金について言及し、水面下で他のクラブも獲得に動いていたと報じている。

「プレミアリーグの2チーム、エバートンやブライトンも、サウサンプトンへの移籍が確定する前からこの24歳の選手の状況を監視していた。しかし、極めて重要な24-25シーズンに向けて戦力強化を目指すサウサンプトンが、この争いに勝利している」

 記事では、昨季サウサンプトンで活躍していた同ポジションのカイル・ウォーカー=ピータースが移籍する可能性にも触れており、クラブは同選手移籍のケースを考えて菅原を獲得した形にもなる。しかし、データサイト『FBREF』によればリーグの違いはあるものの、出場時間は少ないにもかかわらずゴール・アシスト数・平均評価ともに日本代表DFの方が上回っていた。

 『GIVE ME SPORT』はこのデータにも触れており、「カイル・ウォーカーはトッテナムやウェストハムなどが興味を示している。降格をできるだけ回避したいチームにとって、緊急時の対応策としても菅原を獲得することは完全に理にかなっている」と、トッテナムなどトップクラブに関心を示されている所属選手が移籍したとしても、菅原は同じ活躍が期待できるポテンシャルを持つ可能性があると指摘していた。

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【了】

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