12位:レノファ山口FC
監督:志垣良
J2リーグ順位:7位(7月5日現在)
総市場価値:658万ユーロ(約10億5280万円)
最高額選手:新保海鈴(50万ユーロ/約8000万円)
レノファ山口FCが総市場価値658万ユーロ(約10億5280万円)の12位に入った。今シーズン就任した志垣良監督は、昨シーズンはJ3リーグ初年度のFC大阪を一時はJ2リーグ昇格圏内の2位まで躍進させた実績を持つ。現在リーグ戦では7位とJ1昇格圏内を十分狙える位置につけている。
チーム内の市場価値1位には2人の若手選手が並んでいる。今シーズン前半戦だけで20万ユーロ(約3200万円)の価値を上げた21歳のDF新保海鈴と20歳のFW河野孝汰は、ともに現在は50万ユーロ(約8000万円)の市場価値を有している。
2022シーズンからの2年間は育成型期限付き移籍でチームを離れていた新保だが、今シーズンは山口に復帰し左サイドバックで定位置を掴んでいる。利き足の左足からのクロスを得意としており、今シーズンここまでのチーム全体の27得点のうち約1/4の7得点は新保からのアシストで生まれている。
U-12からレノファ一筋でプレーする河野は、2019シーズンの途中にトップチームに2種登録され、同シーズンにJリーグデビュー、翌シーズンにはJリーグ初得点をあげている。16歳と11ヶ月での得点は当時のJ2最年少得点記録を更新するものだった。今シーズンここまでの4得点という数字はチームトップタイで、昨シーズンの5得点を上回り、自身のシーズン最多得点の記録も更新したいところだ。