15位:栃木SC
監督:小林伸二
J2リーグ順位:19位(7月5日現在)
総市場価値:593万ユーロ(約9億4880万円)
最高額選手:南野遥海(40万ユーロ/約6400万円)
15位にランクインしたのは今シーズン途中から指揮を執る小林伸二監督のもと、下位からの脱出を図る栃木SC。総市場価値は593万ユーロ(約9億4880万円)となっている。
今シーズン加入した20歳のFW南野遥海(40万ユーロ/約6400万円)がチーム内の市場価値トップに君臨している。ガンバ大阪ユース出身のこの若武者は、2022シーズンにトップチームへ昇格。J3リーグのテゲバジャーロ宮崎に期限付き移籍をした昨シーズンは、チームトップの10得点をあげ市場価値を一気に3倍にしている。
2位には3人の選手が同額で並んでいる。DF平松航、MF大森渚生、FW奥田晃也はそれぞれ35万ユーロ(約5600万円)の市場価値を持っており、中でも平松は咋シーズンの加入当初からその価値を14倍に高めている。チームはリーグ最多の42失点を喫しているが、今シーズンは広い守備範囲を活かして3バックの中央をメインに19試合に出場している。
フォワード登録の奥田は、第13節の清水エスパルス戦以降はアンカーとして先発することが増えている。中盤インサイドでもプレーができるポリバレント性と抜群の攻撃センスで、J2リーグで3番目に少ない得点数を伸ばすことができるだろうか。