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「Jリーグ→海外」の最高額は? 日本人歴代移籍金ランキング11〜20位。高い金額で海を渡ったのは?

シリーズ:日本人移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

12位:斉藤光毅(さいとう・こうき)

【写真:Getty Images】


生年月日:2001年8月10日
移籍先:横浜FC→ロンメル(ベルギー)
移籍日:2021年1月4日
移籍金:221万ユーロ(約3.54億円)

 斉藤光毅は、横浜FCのアカデミーで育ち、16歳でJリーグデビューを果たした。その後プロ契約を交わして、J2とJ1でコンスタントにプレーし、2021年1月に19歳でベルギーのロンメルに221万ユーロ(約3.54億円)の移籍金で加わっている。

 2022年夏からオランダのスパルタにレンタルで加わった斉藤は、ここでさらに評価を高めており、2022/23シーズンはリーグ戦26試合に出て7得点を挙げた。2023/24シーズンはハムストリングの負傷で4カ月弱の離脱があったものの、リーグ戦21試合に出場して3得点5アシストを記録し、存在感を放った。

 市場価値は、ロンメルが獲得した時点で62.5万ユーロ(約1億円)だったが、現在は400万ユーロ(約6.4億円)と評価されており、すでにロンメルが投資した額以上の価値となっている。

 19歳の若者に221万ユーロという移籍金は、将来性への期待が込められている。パリ五輪に臨むU-23サッカー日本代表で10番を背負うことが決まった斉藤は、オリンピックでも期待に応えてもらいたいところだ。

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