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「Jリーグ→海外」の最高額は? 日本人歴代移籍金ランキング11〜20位。高い金額で海を渡ったのは?

シリーズ:日本人移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:旗手怜央(はたて・れお)

セルティックの旗手怜央

【写真:Getty Images】


生年月日:1997年11月21日
移籍先:川崎フロンターレ→セルティック(スコットランド)
移籍日:2022年1月1日
移籍金:153万ユーロ(約2.45億円)

 旗手怜央は、大学を卒業した2020年に川崎フロンターレでプロになり、2020シーズンのJ1でいきなり31試合に出場した。2021シーズンに不動のレギュラーとなって優勝に貢献した上、年間ベストイレブンに選出されると、2022年1月にスコットランドのセルティックに153万ユーロ(約2.45億円)の移籍金で加入した。

 複数のポジションをハイレベルでこなせる長所はヨーロッパにわたっても健在で、2022/23シーズンはリーグのベストイレブンに選出された。2023/24シーズンは負傷でシーズンの大半を棒に振ってしまい、リーグ戦の出場は16試合にとどまったが、旗手の復帰時期については随時メディアが取り上げており、現地でも注目されている選手であることは確かだ。

 獲得時に153万ユーロだった旗手の市場価値は、昨年1100万ユーロ(約17.6億円)まで上昇した。その後の離脱の影響で下落しているものの、現在も1000万ユーロ(約16億円)と高い水準を維持している。

 旗手は5月に行われた宿敵レンジャーズとの一戦で途中交代を命じられた。地元メディアの『ヘラルド』は、「ブレンダン・ロジャースがスター選手を下げた理由を説明」と題した記事を掲載し、その中でセルティック指揮官は「2−1でリードしている状態で私はボールをキープして試合をコントロールすることを求めた。彼は素晴らしい才能の持ち主だが、私としてはもっとボールを大事にしてほしい」と要望を口にしていた。期待の大きさ故に、求められるものも高くなっている様子だ。

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