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「Jリーグ→海外」の最高額は? 日本人歴代移籍金ランキング11〜20位。高い金額で海を渡ったのは?

シリーズ:日本人移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

11位:鈴木隆行(すずき・たかゆき)

【写真:Getty Images】


生年月日:1976年6月5日
移籍先:鹿島アントラーズ→レッドスター(セルビア)
移籍日:2006年1月28日
移籍金:250万ユーロ(約4億円)

 元サッカー日本代表のFW鈴木隆行は、若手時代から国外挑戦を繰り返した。CFZ(ブラジル)やヘンク(ベルギー)などでプレーし、2006年にレッドスター(セルビア)に加入した際に鹿島アントラーズに支払われた移籍金が250万ユーロ(約4億円)となっている。

 2005/06シーズン後半戦に加入した鈴木は、本職のFWではなく、右サイドでの起用が多く、リーグ戦6試合に出場して得点はなかった。当時のレッドスターには、身長202cmのセルビア代表FWニコラ・ジギッチなど有力選手がいたため、出場機会を得るのは簡単ではなかった。それでも、国内カップ戦の準決勝で2得点を決めるなどの一定のインパクトを残している。

 しかし、2006年夏にレッドスターがドゥシャン・バイエビッチ監督を招へいすると、鈴木は構想外となり完全に出番を失った。2007年1月に横浜F・マリノスへ移籍してセルビアでのキャリアを終えた。

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【了】

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