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Jリーグ 4か月前

まだまだ放出あるぞ…。今夏の海外移籍が不思議ではないJリーガー6人。海外に引き抜かれそうな逸材は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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今季の明治安田Jリーグも多彩なタレントたちが躍動している。彼らの中にはチームの主力として活躍を残し、海外クラブが目を光らせていそうな逸材が多く存在する。今回は、今夏に海外移籍を果たしても不思議ではないJリーガ―を紹介する。(スタッツは7月11日時点のデータサイト『Transfermarkt』を参照)


MF:松木玖生(まつき・くりゅう)

松木玖生
【写真:Getty Images】

生年月日:2003年4月30日(21歳)
所属クラブ:FC東京
今季リーグ戦成績:17試合2ゴール4アシスト

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 高校時代からプロデビュー直後、そして現在に至るまで、毎年のようにサッカーファンを驚かせてきた若者は今夏の海外移籍が濃厚である。

 青森山田高校のエースとして活躍していたMF松木玖生は、2022年にFC東京でプロデビュー。アルベルト・プッチ・オルトネダ監督にその才能を買われ、高卒1年目ながら第1節の川崎フロンターレ戦で先発に名を連ね、Jリーグデビューを果たした。「多摩川クラシコ」という大舞台で早速起用された同選手は物怖じすることなく終始、堂々としたプレーを披露し、自身がすでにチームの重要な戦力であることを証明した。

 その後の松木の活躍は言うまでもない。豊富な運動量と闘争心溢れるアグレッシブなプレー、屈強なフィジカルを武器に、ルーキーイヤーとなった2022シーズンはリーグ戦31試合に出場。翌2023シーズンはリーグ戦22試合に出場し、監督交代などチームの陣容が変わっても、その存在感は薄まるどころか増すばかりだ。今季は20歳(就任当時)の若さでチームキャプテンの一角を担っている。

 とどまるところを知らない青赤の若きリーダーだが、そろそろステップアップに動く時期だ。今月3日に発表されたパリオリンピックに臨むU-23日本代表のメンバーに松木の名前が無く、同選手を招集外とした理由の1つとして、山本昌邦ナショナル・チームダイレクターは会見の場で移籍の可能性を示唆。これにより、今夏の移籍市場で松木が海外のクラブへ移籍することが有力視されている。現時点でFC東京などから公式発表は無いが、Jリーグで松木のプレーを見られなくなる日はそう遠くはないだろう。

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