コパ・アメリカ2024(南米選手権)最新ニュース
【写真:Getty Images】
試合後乱闘に発展したコパ・アメリカ準決勝…
コパ・アメリカ2024・準決勝、ウルグアイ代表対コロンビア代表が現地時間10日に行われた。試合は0-1でコロンビアが勝利している。試合後、ウルグアイ代表選手数名と観客が乱闘に発展して、殴り合いになる大騒動が起きていた。米大手スポーツメディア『The Athletic』が報じている。
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ウルグアイ代表は、39分にCKから失点してしまうものの、コロンビア代表に退場者が出たことで数的優位で戦うことができていた。しかし、最後までビハインドを跳ね返すことができずに0-1で破れている。
事件が起きたのは試合後のことだ。
ウルグアイ代表のダルウィン・ヌニェスら選手数名がスタジアムの家族などがいるエリアに足を進めた時に、コロンビアのサポーターと口論に発展してしまう。そしてサポーターが飲み物などを投げつけたことによって、乱闘騒ぎになってしまい、ヌニェスが手を出してしまう場面もカメラに映っていた。
同メディアは、「完全な惨事だった。警官も1人もいなかった」と語る、ウルグアイの主将ホセ・ヒメネスのコメントを試合後に報じている。
「マイクで話すことは許されないと思うので、遮られる前に一言言わせてほしい。あるエリアのコロンビアのファンが私たちの家族全員に襲い掛かってきた。これは大惨事だ。私たちの家族は危険にさらされており、スタンドに駆け込んで、小さな赤ちゃんを連れた愛する人たちを避難させなければならなかった。」
ヒメネスが語るように、選手たちが手を出さざるをえなかったのは、家族が危険に晒されていたという理由があったようだ。ウルグアイ代表のGKセルヒオ・ロシェも、「ひどい瞬間だった。私が見た限りでは、彼らは物を投げ始めた。すぐに離れようとしたが、被害を受けているのが自分の家族、小さな子供たちだと分かるとそれは難しい」と、スタンドに選手たちが乗り込まなければいけない状況だったことを指摘している。
この試合で後半から出場したルイス・スアレスも、「彼らは家族を守ろうとしていた。私が見た限りでは、(選手の)多くの親戚や子供たちが被害に遭っていた」と、試合後にコメントを残していた。