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Jリーグ→海外の最高額は? 日本人歴代移籍金ランキング1〜10位。1位は小野伸二! その金額は?

シリーズ:日本人移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:三笘薫(みとま・かおる)

ブライトンに所属するサッカー日本代表MF三笘薫
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年5月20日
移籍先:川崎フロンターレ→ブライトン(イングランド)
移籍日:2021年8月10日
移籍金:300万ユーロ(約4.8億円)

 三笘薫は、大学在学中の2019年に川崎フロンターレの特別指定選手としてYBCルヴァンカップに出場した経験を持ち、2020年に正式加入した。プロ1年目からJ1で30試合に出場して13得点を記録するなど活躍し、クラブの優勝に貢献している。翌年もコンスタントに活躍を続けて東京五輪でもプレーしたあと、イングランドのブライトンに移籍金300万ユーロ(約4.8億円)で加わった。

 ブライトンはもともと三笘を育てる方針で、獲得してすぐにベルギーのユニオン・サン=ジロワーズにレンタルした。ベルギー1部リーグで27試合に出場して7得点4アシストと結果を残して2022/23シーズンからブライトンでプレーを始めると、切れ味鋭いドリブル突破でプレミアリーグに衝撃を与え、このシーズンは全公式戦合わせて41試合出場で10得点8アシストという成績を残した。

 市場価値はグングンと上昇し、2023年10月には5000万ユーロ(約80億円)に到達した。2023/24シーズンは負傷による離脱が長かったため、現在は4500万ユーロ(約72億円)まで市場価値を下げているものの、300万ユーロで獲得した選手としては異例の上昇率と言えるだろう。

 ブライトンは近年、モイセス・カイセド、マルク・ククレジャ、アレクシス・マック・アリスターといった選手を育てて高値でビッグクラブに放出している。三笘もブライトンの成功例の1つであることは間違いない。

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