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Jリーグ→海外の最高額は? 日本人歴代移籍金ランキング1〜10位。1位は小野伸二! その金額は?

シリーズ:日本人移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:武藤嘉紀(むとう・よしのり)


【写真:Getty Images】


生年月日:1992年7月15日
移籍先:FC東京→マインツ(ドイツ)
移籍日:2015年7月1日
移籍金:280万ユーロ(約4.5億円)

 現在ヴィッセル神戸で活躍している武藤嘉紀は、2014年にFC東京でプロキャリアを始め、同年のJ1で33試合に出場して13得点を記録した。すると、2015年に入って様々なオファーが届き、プレミアリーグの名門チェルシーが獲得に動いていることも報じられた中、最終的に移籍金280万ユーロ(約4.5億円)でドイツのマインツに加入した。

 当時のマインツは、2013年にシュトゥットガルトから150万ユーロ(約2.4億円)で獲得した岡崎慎司をレスター・シティに1100万ユーロ(約17.6億円)で放出しており、その後釜としてまた日本人選手を迎えた形になっている。

 武藤はブンデスリーガでケガに苦しみ、リーグ戦の出場は1年目が20試合、2年目が19試合だった。その中でも結果を残し続けると、マインツでの3年目には27試合に出場して8得点4アシストを記録し、2018年夏に1070万ユーロ(約17.1億円)の移籍金でイングランドのニューカッスルに加入した。

 その後、ヨーロッパでのキャリアは成功したとは言いがたいが、マインツは単純計算で武藤の移籍金で790万ユーロ(約12.6億円)の利益を出したことになる。マインツは、日本人選手の獲得と放出で大きな利益を出しているクラブと言えるだろう。

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