マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース
リール所属のDFレニー・ヨロ
マンチェスター・ユナイテッドは、リールに所属する18歳のDFレニー・ヨロの獲得で、クラブ間合意に至ったようだ。あとは本人との合意を待つのみだが、移籍を実現させ、センターバックの人材難を解消できるだろうか。イギリスメディア『Sky Sports』が現地時間9日に報じている。
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チーム再建を期すユナイテッドは、今夏移籍市場での最優先課題の一つに、CBの補強が挙げられる。ファーストチョイスはエバートンの22歳、ジャラッド・ブランスウェイトだが、4500万ポンド(約85.5億円)に条件を満たした場合に支払う500万ポンド(約9.5億円)を加えた獲得オファーを拒否された模様。同メディアによると、その予算をヨロが所属するリールへの4226万ポンド(約80億円)のオファーに転用し、即時受け入れられたようだ。
しかし、同メディアは、「情報筋によれば、ヨロはレアル・マドリードへの移籍を希望している」と報じており、本人がユナイテッドからのオファーに首を縦に振る可能性は低い。意中のレアルも関心を示しているものの、ヨロの契約期間が残り1年を切っているため、契約が切れた来夏にフリーで獲得することを画策しており、今夏中に放出を完了させて移籍金を取りたいリール側を困惑させている。
ヨロ獲得も失敗の確率が高まる“赤い悪魔”だが、契約最終年を迎えたDFヴィクトル・リンデロフがフェネルバフチェへ移籍する可能性が浮上しているようで、センターバック補強の緊急度はさらに増している。しかし同メディアは「ユナイテッドは、過去の移籍市場のように、移籍活動が長引く悪影響を望んでいない。彼らは補強したいポジションや選手像を具体化しており、そのイメージに合致する選手を複数人獲得するだろう」と伝えている。獲得が噂されるバイエルンDFマタイス・デ・リフトらについても、移籍交渉の早期決着を望んでいるようだ。
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