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「他のオファーを断って…」マンUの不良債権サンチョ、イタリアクラブと相思相愛? 選手とクラブが待望する「大きな移籍」とは

text by 編集部 photo by Getty Images

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ドルトムントFWジェイドン・サンチョ

【写真:Getty Images】



ユベントスへの移籍が噂されるジェイドン・サンチョ

 マンチェスター・ユナイテッドのFWジェイドン・サンチョが、再建を図るユベントスと“相思相愛”であることがわかった。イギリスメディア『TEAMTALK』が現地時間9日に伝えている。24歳のFWは7月1日、ドルトムントへのレンタル期間を終了し、ユナイテッドに復帰している。

 サンチョは2021年の夏に推定7300万ポンド(約138億円 )で、ドルトムントからユナイテッドに加入するものの、移籍金に見合う活躍を見せられず、2023年9月にエリック・テン・ハフ監督と衝突してチーム内の居場所を失った。今年1月には古巣のドルトムントにレンタル移籍し、主力としてプレー。かつての自信と輝きを取り戻し、ビッグクラブからの関心を集めている。また残留の線もあった中、対立するテン・ハフ監督が契約延長を発表したことで、退団が決定的になっている。

 同メディアによれば、ユベントスとのクラブ間交渉が進展しているようだ。当初ユナイテッドは、4000万ポンド(約76億円)での完全移籍を求めていたものの、ユーベはレンタル移籍で3000万ポンド(約57億円)の買い取りオプションが付いた形態を希望。交渉は暗礁に乗り上げていたが、今回、“不良債権”を抱えることを避けたいユナイテッド側が折れ、買い取りオプションもしくは1年後の買い取り義務を付帯したレンタル移籍を受け入れる意向が明らかとなった。

 またこの移籍にはサンチョ本人も乗り気なようで、同メディアは、「サンチョはプレミアリーグやトルコのクラブから、ユナイテッドを去るための重要なオファーを受けているにもかかわらず、ユーベへの大きな移籍を待ち望んでいる。そのため、それらのオファーを断っている」と伝え、クラブ間合意を待っている状態だと報じている。

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【了】

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