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「万人には好まれないが…」アーセナルはトロサールを放出しスペイン代表FWを獲得すべき?英メディアが提言「全盛期は終わり」

text by 編集部 photo by Getty Images

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レアンドロ・トロサール
【写真:Getty Images】



トロサールは放出すべき?

 UEFAユーロ2024(EURO2024)やコパ・アメリカの影響で、アーセナルはここまで移籍市場で目立った動きを見せていない。しかし各大陸での大会も終わりを迎えつつあり、いよいよ来季の補強に向けて本格的に動く可能性が高いようだ。英メディア『TBR』は、同クラブが獲得と放出すべき選手について現地時間9日に報じている。



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 同メディアが獲得すべきと提言していたのが、ユーロで大活躍しているスペイン代表のニコ・ウィリアムズ(21歳)だ。同選手はここまで全試合に出場し、1ゴール1アシストをマーク。スペイン代表の決勝進出の原動力となっており、今大会でももっとも注目されている選手の1人である。

 そんなスペインの若き才能あるウインガーを獲得するために、放出を検討すべきと名前を挙げていたのがレアンドロ・トロサールだ。記事では、「万人に好まれない意見ではあるだろう」と前置きした上で、「これほど見事に活躍したシーズンの後に、彼を売却するのは奇妙に思えるかもしれない。しかし、放出を検討するのは正しいことだ」と放出の決断が正しいことを強調し、その理由について次のように説明している。

「アルテタとエドゥが北ロンドンで一緒に働いていた間、彼らはクラブを去る選手たちの十分な移籍金を回収するのに苦労してきた。それが今のところこの2人に対してできる唯一の批判だ。29歳のトロサールは、最終的にはスピードが求められるポジションであるウイングとして、全盛期の終わりを迎えつつあると言えるだろう。昨シーズン終盤にはガブリエル・マルティネッリに代わって出場したが、ファンは新シーズンにこのブラジル人が再びポジションを奪うと予想しているに違いない」

 また、「シティがリヤド・マフレズのような選手を手放す決断から学ぶべきだ」とライバルチームの移籍市場での戦略を例に挙げた上で、「契約は2026年に満了するが、その時には彼が31歳になることを考えれば、アーセナルが1年以上の契約延長をオファーする可能性は低い。今売却しなければ、彼を獲得するために支払った2700万ポンド(約51億円)を取り戻すのに非常に苦労することになる。彼の退団によって、絶対的なスーパースターであるウィリアムズの移籍資金を調達できるのであれば躊躇するべきではない」と、ベルギー人ウインガーを売却して21歳という若いウィリアムズ獲得に動くべき理由に言及していた。

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【了】

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