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アルバロ・モラタ、負傷で決勝戦を欠場する可能性
UEFAユーロ2024(EURO2024)・準決勝、スペイン代表対フランス代表の試合が現地時間9日に行われ、スペイン代表が2-1の勝利をおさめた。決勝進出を決めた後、スペイン代表FWアルバロ・モラタが負傷するアクシデントがあり、ディートマー・ハマン氏などが乱入者の永久追放を求めている。英紙『サン』が報じた。
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スペイン代表は8分に失点するが、21分に16歳のラミン・ヤマルが大会最年少ゴールを決めて同点に追いつく。そして、25分にはダニ・オルモが逆転ゴールを決め、スペイン代表が2-1の勝利をおさめた。その後、3大会ぶりの決勝進出を決めたスペイン代表は、一ヶ所に集まって喜びを分かち合っていた。その時、一人の男がピッチに乱入し、スペイン代表の選手を目掛けて走り、複数の警備員に取り押さえられる。同紙によると、その際に走ってきた警備員の一人が足を滑らせ、勢いよくモラタの足にぶつかり、モラタが膝を負傷したという。スペイン代表の主将であるモラタは足を引きずってピッチを去っており、代表チームの医療スタッフによる診察を受ける見通しだ。現時点で怪我の程度は不明だが、決勝戦を欠場するとの見方もある。
同紙で解説者を務めるハマン氏は「もし、誰かがピッチに飛び込んできたら、それは計画的な行為なので、私ならその人物を永久追放する。理由は関係ない。衝動的にしてしまった。なんて彼が言おうと関係ない。この大会では、このようなことが何度も起きている。ピッチに侵入した人物は15人から20人はいたはずだ」と答えた。また、解説者のシェイ・ギヴン氏は「ハマンの言い分は正しい。彼は永久追放されるべきだ。チームとしてあれだけ頑張ってきたのに、このアクシデントのせいでモラタが決勝に出場できないとしたら辛い。もう一度映像をよく見たが、モラタは足を地面につけている状態で背後を突かれた時に膝をひねっているように見える。警備員の完全なる偶然だが、これは厄介な問題だ。モラタはピッチから出るのに苦労していた」と述べている。さらに、解説者のスティーブン・ケリー氏は「誰かがピッチに乱入し、警備員がモラタにぶつかったせいでモラタが決勝戦を欠場するなんて、まったく馬鹿げた話だ。彼らが言ったように、この人物は永久追放だ」とコメントした。
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