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「慰留を試みるが…」鎌田加入クリスタル・パレス、さらに主力2人を放出か。戦略上クラブが「いち早く理解したい」ものとは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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クリスタル・パレスのDFマーク・グエイ

【写真:Getty Images】


クリスタル・パレスのDFマーク・グエイ

 日本代表の鎌田大地が加入したクリスタル・パレスが主力大量放出の危機にある。DFマーク・グエイは、イングランド代表の守備の要として評価を高めており、FWエベレチ・エゼも人気銘柄だ。2人の処遇とチーム構築について、クラブ首脳陣は何を考えているのか。イギリスメディア『CaughtOffside』が現地時間9日に報じた。


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 もう一人の主力FWであるマイケル・オリーセは、バイエルンへの移籍が8日に発表されたばかりだ。23/24シーズンは、けがの影響もあって、リーグ戦は19試合の出場に留まったが、創造性を遺憾なく発揮し、10ゴール6アシストの結果を残していた。同メディアによると、クリスタル・パレスはこのオリーセだけでなく、UEFAユーロ2024(EURO2024)に参戦中の2人までも失う可能性があるようだ。

 イギリスメディア『The Sun』によると、前者のグエイには、エバートンのDFジャレット・ブランスウェイト獲得交渉が難航するマンチェスター・ユナイテッドが強い関心を寄せているようだ。クラブとしては残り2年となった契約の延長交渉を行いたいところだが、グエイ本人の意向が確認できない模様。後者のエゼについては、契約に6000万ポンド(約114億円)の契約解除条項が付帯しており、マンチェスター・シティとトッテナムの両クラブが、解除金を支払う準備をしているという。

 また、『CaughtOffside』は、クリスタル・パレスが特にグエイに対して、「クラブは間違いなく全力で慰留を試みるだろうが、もし彼が自分の将来を別のクラブで考えているのであれば、慰留に執着することに意味はない。パレスはグエイの売却で得られる利益をできるだけ大きくしたいと考えるだろう」と続け、実際の去就の動きは「イングランド代表でのユーロの戦いが終わるまで何も決まらないはずだ」としている。そしてクラブの補強戦略にとって最も需要なのは、「グエイのステップアップの意志がどの程度かをいち早く理解すること」だと伝えている。

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【了】

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