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マンチェスター・ユナイテッドはブランスウェイトの獲得を諦めず？

　マンチェスター・ユナイテッドが、エバートンのDFジャラッド・ブランスウェイトと個人間で契約に合意した可能性があることがわかった。イギリスメディア『Football Insider』が、現地時間8日に報じている。ブランスウェイトは、2027年6月30日まで契約を残しているが、今後の去就に関心が集まっている。

　22歳のブランスウェイトは、2020年1月にEFLリーグ2（イングランド4部）のカーライル・ユナイテッドからエバートンに加入。23/24シーズンは、公式戦41試合に出場し3ゴールの成績を残している。また、1メートル95という恵まれた体格に左利きという希少価値の高いCBとして、今年6月に行われたボスニア・ヘルツェゴビナ代表とのテストマッチで、イングランド代表デビューを飾った。マンチェスター・ユナイテッドは3500万ポンド（約66億円）にオプション条項を含めたオファーを一度提示したが、エバートンから拒否されていた。

　同メディアは、「ブランスウェイトは、ユナイテッドと週給16万ポンド（約3000万円）の契約条件に個人合意した」と報じた。さらに、「エバートンは、7000万ポンド（約133億円）から8000万ポンド（約152億円）の売却価格を設定しているが、マンチェスター・ユナイテッドが再度提示した金額は、それほど高いものではない」と伝え、ユナイテッドが再び具体的な金額を提示して交渉を持ちかけたことを報じている。

　一方で、マンチェスター・シティもこのイングランド代表にも名を連ねたCBの獲得に興味を示しており、この夏に大金を投じて獲得するつもりだという。23/24シーズンを8位で終えたマンチェスター・ユナイテッドにとって、計算のできるCBの獲得は至上命題であるため、ライバルとの争奪戦を制して、是が非でもCBの補強を成立させたいところだ。