MF:原口元気(はらぐち・げんき)
【写真:Getty Images】
生年月日:1991年5月9日
前所属:シュツットガルト(ドイツ)
23/24リーグ成績:2試合0得点0アシスト
シュツットガルトは2023/24シーズンのブンデスリーガで、前シーズンの16位からバイエルン・ミュンヘンを上回る2位へと大躍進を遂げた。日本代表DF伊藤洋輝がその中心となった一方で、原口元気はほとんど試合に絡むことができなかった。
原口は2022/23シーズンの冬の移籍市場でウニオン・ベルリンからシュツットガルトへと活躍の場を求めた。若手選手が多いチームを支えるベテランとしての活躍を期待され、加入直後から8試合連続でスタメン出場するなどレギュラーに定着した。
しかし、2023年4月にブルーノ・ラッバディア監督が解任されてセバスティアン・ヘーネスが新監督に就任すると出場機会を大きく減らす。2023年4月から2024年5月までの1年弱の期間で先発の機会は一度しかなく、途中出場を含めてもブンデスリーガでは5試合しか出番を与えられなかった。
原口が怪我で長期離脱をしていた場合は話が変わってくるが、34試合でベンチ入りした中での5試合の出場であり、構想外だったことは明らかだった。特にチームが躍進を遂げた2023/24シーズンはわずか2試合の出場にとどまり、シーズン終了後に契約満了に伴いシュツットガルトを退団した。