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移籍を考えるべき? 出場機会に飢える外国人Jリーガー(5)昨季とはまるで別人…。好調なチームに絡めない巨漢FW

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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2月に開幕した明治安田生命J1リーグも第17節までを消化し、シーズン後半に差し掛かっている。期待通りの活躍を見せる選手がいる一方で、高い能力を有していてもクラブの事情などで出場機会が与えられない外国人がいる。今回は今季のJリーグで出場機会が得られていない外国人選手を紹介する。(成績は『transfermarkt』を参照)


FW:イッサム・ジェバリ(チュニジア代表)

ガンバ大阪のイッサム・ジェバリ
【写真:Getty Images】

生年月日:1991年12月25日
所属クラブ:ガンバ大阪
今季リーグ戦成績:7試合0ゴール1アシスト

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 ガンバ大阪のイッサム・ジェバリは、昨季とまったく異なるシーズンを送っている。

 チュニジア出身のジェバリはスウェーデンやデンマークなど北欧リーグで長くプレーし、確かな実績を残し続けた。チュニジア代表としても活躍し、FIFAワールドカップ・カタール大会では3試合に出場。同年6月に行われた日本代表との親善試合では得点をマークしている。

 W杯で世界に通用することを証明したジェバリの獲得に、ガンバ大阪が諸手を挙げた。2023年シーズンがJリーグ1年目となった同選手は、1トップの位置で29試合に出場し、5ゴール3アシストとまずまずの活躍を見せた。しかし、昨季2列目での出場が主だった宇佐美貴史が今季1トップに据えられると状況は一変。宇佐美がJ1で17試合6ゴール3アシストとチームをけん引する活躍をする中で、ジェバリは7試合で140分のみの出場に甘んじている。

 G大阪は現在リーグ3位と優勝争いにも割って入れる位置におり、現在の戦術や主力を無理に変更することはないといっていいだろう。ジェバリが出場機会を確保するには、他クラブへ移籍するか、限られた出場時間で目覚ましいプレーを見せるしかないのかもしれない。

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【了】

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