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アルトゥールに各国のクラブが興味？

　ユベントスが保有するMFアルトゥールに、ヨーロッパの各国のクラブが獲得に興味を示していることがわかった。スペインメディア『Mundo Deportivo』が、現地時間7日に報じている。27歳のアルトゥールは、先月末でフィオレンティーナへのレンタル期間が満了を迎え、今後の動向に関心が集まっている。

　ブラジル人のアルトゥールは、2020年夏にバルセロナからユベントスに加入。期待されていたような活躍を見せることができず、2022年9月にリバプールへレンタル移籍を強いられる。ここでは負傷で長期離脱を余儀なくされ、わずか1試合の出場に終わった。それでも23/24シーズンにフィオレンティーナに貸し出されると、ビンチェンツォ・イタリアーノ監督の信頼を掴み、セリエAの33試合に出場。中心選手として活躍した。

　同メディアは、昨シーズン、充実の1年を過ごしたMFについて、「今夏の移籍市場で、彼の状況を知りたいと興味を示すチームが数多く存在する」と報じた。さらに、「ユベントスの新監督に就任したティアゴ・モッタがアルトゥールを、間近でチェックしたいという意向もあるかもしれないが、放出の可能性も考えられる」とも伝えている。

　また、エバートンとニューカッスル・ユナイテッドのプレミアリーグの2チームに加えて、セリエAやラ・リーガの複数のクラブがアルトゥールの獲得に向けて、調査を開始しているという。2022年3月のボリビア戦を最後にセレソンでの出場が遠ざかるが、バルセロナ時代にアンドレス・イニエスタから背番号8を引き継いだ逸材の完全復活は、コパ・アメリカ2024で準々決勝で敗退してしまったブラジル代表にも良い影響を与えるはずだ。