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どんなに才能豊かな選手でも、移籍1年目は困難の連続だ。新天地で適応に苦しみ、ベストパフォーマンスを発揮。往々にしてある。今回は前半戦が終了したJ1リーグで、ここまで見事な働きをしている選手を活躍度合いに応じてランキング形式で紹介する。(スタッツは6月30日時点の『transfermarkt』を、データは『Jleague.co』を参照)
5位:大橋祐紀(サンフレッチェ広島)
【写真:Getty Images】
生年月日:1996年7月27日(27歳)
前所属クラブ:湘南ベルマーレ
今季リーグ戦成績:19試合9得点3アシスト
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大橋祐紀は、2024シーズンのJ1リーグでここまで9得点を記録しているサンフレッチェ広島の新戦力だ。広島にとっては、狙い通りの成果を上げていると言えるだろう。
大橋はプロ入り後に大けがが続いてなかなかブレイクできずにいたものの、2023シーズンに湘南ベルマーレで23試合に出場して13得点3アシストと結果を残した。広島はこのシーズン、チーム総得点が42と得点力不足が課題で、得点パターンが豊富で運動量もある大橋は、まさにチームに欠けていたピースだった。
浦和レッズとの開幕戦で2得点を挙げて好スタートを切った大橋は、その後も古巣の湘南戦で2得点を決めるなど、コンスタントにゴールを挙げている。YBCルヴァンカップでも4得点を決めており、すでに公式戦のゴール数は13だ。シュート数46はリーグ5位の数字で、積極的にゴールを目指すスタイルがデータにも表れている。
前述のとおり、広島の昨季のリーグ戦総得点は42点だった。今季は第21節終了時点で37得点とリーグ最多である。広島のチャンスをつくる攻撃の力を考えれば、大橋の活躍はある程度予想できたことであるため5位としたが、広島にとって最高の補強となっていることは確かだ。
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