ドイツ代表にあった「守備での隙」
51分の失点シーンがわかりやすい例だろう。スペイン代表の右WGヤマルが右サイドからドリブルで運んでボックス内へと侵入した際に、ボックス外から走り込んできたダニ・オルモに誰も対応できないままシュートを打たれてしまった。
他にもこのようなシーンはいくつかあり、スペイン代表は試合を通して放った18本のシュートのうち13本がボックス外からのものだった。ドイツ代表がバイタルエリアにプレッシャーをかけることができていなかったことを証明するデータとも言えるだろう。
なぜ、ドイツ代表は相手にライン間を使われる問題を解決することができなかったのか。