UEFAユーロ2024(EURO2024)最新ニュース
スペイン代表がベスト4一番乗り
UEFAユーロ2024(EURO2024)・準々決勝、ドイツ代表対スペイン代表が現地時間5日にメルセデス・ベンツ・アレーナで行われた。開催国ドイツはトニ・クロースやジャマル・ムシアラ、スペインはラミン・ヤマルやロドリらが先発に名を連ねている。
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試合は開始から非常に激しい展開になると、スペインにいきなりアクシデント。クロースの強烈なタックルを受けたペドリがプレー続行不可能となり、8分という早い段階でダニ・オルモとの交代を余儀なくされることになった。
ここでゲームは一時ストップしたものの、再開後も両チームの攻守がめまぐるしく入れ替わる激しい展開となった。その中でお互いにチャンスも作り出したが、スコアは動かず。両者一歩も譲らないまま、後半へ向かうことになった。
迎えた後半、両チームが動く。ドイツはエムレ・ジャンとレロイ・サネを下げてロベルト・アンドリッヒとフロリアン・ヴィルツ。スペインはロビン・ル・ノルマンを下げてナチョ・フェルナンデスを投入した。
すると51分、ついに先制ゴールが生まれる。右サイドでヤマルがボールを持つと、ボックス内に走り込んだオルモにピンポイントパス。これをオルモがダイレクトでゴールに流し込み、スペインがリードを奪った。
このまま終わるわけにはいかないドイツは、ニクラス・フュルクルクらを投入し反撃に出る。77分には右サイドを崩したところから、フュルクルクがボックス内中央で体を倒しながらシュートを放つも、ボールは惜しくもポストに弾かれる。さらに82分には相手のゴールキックのミスを拾ったカイ・ハフェルツが前に出ていたGKウナイ・シモンの頭上を越す際どいループシュートを放ったが、これも枠を外れるなど、1点が遠かった。
それでも、試合終了間際の89分、ドイツがついに同点に追いつく。クロスをヨシュア・キミッヒが頭で折り返すと、ヴィルツがダイレクトボレー。これがポストに当たってゴールに吸い込まれた。結局90分間は1-1で終了し、延長戦に突入することになった。
迎えた延長戦、前半は両チームともにゴールがなかったが、後半の終盤にスタジアムが沸く。119分、オルモが正確なクロスを入れると、フリーになっていたミケル・メリーノがヘディングでシュート。これがゴールネットに突き刺さり、スペインが土壇場で勝ち越しに成功した。
試合はこのまま1-2で終了。スペインが開催国ドイツを退け、ベスト4一番乗りを果たした。
【得点者】
51分 0-1 ダニ・オルモ(スペイン)
89分 1-1 フロリアン・ヴィルツ(ドイツ)
119分 1-2 ミケル・メリーノ(スペイン)
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【了】