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Jリーグ 3か月前

期待ハズレ…。Jリーグ前半戦“ガッカリ”助っ人6人。2024シーズン、大苦戦する外国籍選手たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ウェベルトン(ブラジル)

ウェベルトン
【写真:Getty Images】


生年月日:2002年6月29日(22歳)
所属クラブ:ジュビロ磐田
リーグ前半戦成績:0試合0ゴール0アシスト

 ジュビロ磐田のFWウェベルトンは、前半戦でサポーターを失望させてしまった。

 ブラジル生まれの同選手は、今冬にニューイングランド・レボリューションⅡ(アメリカ)から完全移籍で磐田に加入した新戦力だ。ウェベルトンは加入に際し「たくさんのゴールを決め、チームメイト、そして何よりもジュビロの力になりたいと思います」とのコメントをクラブ公式ホームページ上で発表していた。

 しかしながら、前半戦の稼働率では当初の意気込み通りチームの力になれたとは言い難いだろう。22歳のアタッカーは開幕からベンチ外の試合が続き、3月にはクラブがウェベルトンの負傷を発表。「右大腿二頭筋肉離れ」と診断され、約2ヶ月間戦列を離れることになってしまった。結局、前半戦ではピッチに立つことができず、6月26日に行われた第20節東京ヴェルディ戦(3-0)でようやくJリーグデビューを果たしている。

 ここまでウェベルトンがリーグ戦でピッチに立った時間はわずか10分。その貢献度は皆無に等しい状況だ。助っ人外国人選手たちには常に大きな期待がかかり、常に日本人選手以上の活躍が求められている。これはJリーグで戦う決断をした以上、いわば宿命である。このままではクラブ、サポーターにとって不発に終わったハズレ補強になってしまうだろう。前半戦が残念な結果に終わった分、ウェベルトンは後半戦の巻き返しが必須である。

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