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移籍を考えるべき? 出場機会に飢える外国人Jリーガー(4)稼働率が低すぎる…。いよいよ厳しい元得点王

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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2月に開幕した明治安田生命J1リーグも第17節までを消化し、シーズン後半に差し掛かっている。期待通りの活躍を見せる選手がいる一方で、高い能力を有していてもクラブの事情などで出場機会が与えられない外国人がいる。今回は今季のJリーグで出場機会が得られていない外国人選手を紹介する。(成績は『transfermarkt』を参照)


FW:マルコス・ジュニオール(ブラジル出身)

サンフレッチェ広島のマルコス・ジュニオール
【写真:Getty Images】

生年月日:1993年1月19日
所属クラブ:サンフレッチェ広島
今季リーグ戦成績:4試合1ゴール1アシスト

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 好調を維持するサンフレッチェ広島攻撃陣の中で、マルコス・ジュニオールの出場機会は段々と少なくなっている。

 2019年にフルミネンセから横浜F・マリノスへ加入した同選手は、加入初年度の2019シーズンでリーグ戦33試合15ゴールの成績を残し、J1得点王に輝いている。その後もマリノスの主力として強力な攻撃陣を支え、背番号10も背負った。

 しかし、2022年は自身の怪我や新戦力の台頭もあり、まさかのリーグ戦ノーゴールに終わる。翌年も大半が途中出場であり、出場機会を求めて4年半在籍したクラブを去り、同年8月に広島へ加入することとなった。

 新天地での再出発となったマルコス・ジュニオールは、同クラブでのデビュー戦となった第24節・川崎フロンターレ戦で、途中出場ながら1ゴール1アシストをマークし勝利に貢献。最終的に後半戦の加入ながら7試合1ゴール3アシストの活躍を見せた。しかし今季は細かな怪我に加え、湘南ベルマーレから加入した大橋祐紀や加藤陸次樹の活躍などもあり、ここまでわずかリーグ4試合の出場に留まっている。

 チームには他にも満田誠やピエロス・ソティリウなど実力者がひしめき合っており、簡単に出場機会を与えられる環境ではない。確かな実力を持ったストライカーはこの局面を打開することができるだろうか。

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【了】

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