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バイエルンに所属するヨシュア・キミッヒ
バイエルンに所属するヨシュア・キミッヒの獲得レースが激化している。長らくバルセロナからの関心が伝えられていたドイツ代表MFだが、ここにきてリバプールが移籍交渉を始めようとしているようだ。イギリスメディア『CaughtOffside』が現地時間2日に報じた。
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UEFAユーロ2024(EURO2024)に参戦中のキミッヒ。大会では主に右サイドバックで起用されているが、中盤のポジションも難なくこなすことができる。闘志あふれるプレーと努力に裏打ちされた確かな技術、そしてポリバレント性が魅力の29歳は、バイエルンに加入した15/16シーズン以降、9シーズンにわたってコンスタントに出場し、19/20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)優勝や8度の国内リーグ制覇に大きく貢献してきた。
同メディアによると、契約が1年後に満了するキミッヒに対し、バイエルンは3000万ユーロ(約48億円)前後の移籍オファーを受け入れるつもりのようだ。しかし、長らく関心を寄せていたバルセロナは、いまだ財政難に苦しんでおり、上述した移籍金に加え、2000万ユーロ(約32億円)ともいわれる高額な年棒を負担することが難しい状況にある。
そこで獲得に名乗りをあげたのが、今夏の移籍市場で、“6番タイプ”を探しているリバプールだ。スペインメディア『don balon』によると、同クラブは「バイエルンとキミッヒの双方に魅力的なオファーを提示できる強い立場にある」ようで、移籍金3000万ユーロを満額で支払う準備を進めている模様。また、同メディアは、「リバプールが提示した賃金条件はバルサが提示できる額を大きく上回っているため、ドイツ人選手の獲得レースはレッズが優勢だ」と伝えている。
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