コパ・アメリカ2024（南米選手権）最新ニュース

ブラジル代表はコロンビア代表に引き分ける

コパ・アメリカ2024・グループステージのグループD第3戦目の2試合が現地時間7月2日にアメリカ合衆国の各地で開催された。ブラジル代表はグループステージ2連勝中のコロンビア代表と、コスタリカ代表はグループステージ2敗で既に敗退が決定していたパラグアイ代表と対戦した。

　ブラジルはフリーキックから先制した。2試合ぶりに先発復帰したハフィーニャのキックは芸術的な弧を描きネット右上隅に吸い込まれた。しかし、前半終了間際にダニエル・ムニョスによる得点で、コロンビアは試合を振り出しに戻す。

　
　スコアが動かないまま迎えた59分にブラジルはフリーキックから追加点を狙うが、ハフィーニャのシュートは枠を捉えることができない。試合はこのまま同点で終了し、両チームは勝ち点1ずつを分け合った。コロンビアは2勝1分の成績、ブラジルは1勝2分の成績でそれぞれグループステージ突破を決めた。

　Q2スタジアムで行われたコスタリカ対パラグアイは、前半開始直後からスコアが動く。3分のコーナーキックの流れからコスタリカはボールをつなぎ、ホセプ・モラのクロスにフランシスコ・カルボがヘディングで合わせ得点に成功した。さらに、その4分後にはホシマール・アルコセルが自陣からドリブルで運んでゴールネットを揺らし、コスタリカは2点リードで前半を終えた。

　反撃を狙うパラグアイは後半開始直後に1点を挙げる。短くパスをつないだところから最後はラモン・ソサが右足のシュートで得点した。1点を追うパラグアイは82分にフリオ・エンシソがゴール手前で倒されフリーキックを獲得。アンヘル・ロメロのフリーキックはブロックされ、ゴールとはならなかった。
　
　パラグアイの反撃は実らず、コスタリカはこの試合に勝利したが、グループステージを1勝1分1敗の勝点4の成績で大会を終えることになった。