フットボールチャンネル

「昇給を要求したが…」オランダ代表DF、一転インテル残留へ? 退団が決定的だった昨冬から変化したものとは?

text by 編集部 photo by Getty Images

イタリア セリエA 最新ニュース

インテルのデンゼル・ドゥンフリース

【写真:Getty Images】



インテルのデンゼル・ダンフリース

 オランダ代表DFデンゼル・ダンフリースが、所属するインテルとの契約延長交渉を再開させたことがわかった。今夏の退団が既定路線と噂されていたが、来季もイタリアでその雄姿を見ることができるのだろうか。イタリアメディア『Gazzetta dello Sport』が現地時間1日に報じた。

 ダンフリースは23/24シーズン、リーグ戦31試合に出場し、4得点5アシストの結果を残した。オランダ代表としてUEFAユーロ2024(EURO2024)に参戦中で、日本時間3日1時キックオフのラウンド16、ルーマニア戦の出場も有力視されている。フィジカルを生かしたパワフルな攻め上がりが特徴のダンフリースには、移籍市場の関心を集め、今大会は絶好のアピールの場となる可能性もあった。

 現状のインテルとの契約は2025年6月30日に満了を迎える28歳のDFについて、同メディアは、「ダンフリースの代理人は昨年冬、現在の年俸250万ユーロ(約4億円)の2倍以上、550万ユーロ(約8.8億円)への昇給を要求した。だが、クラブは、契約更新後、400万ユーロ(約6.4億円)にボーナスを加える条件を超えることを望まなかった。この金額は、昨年12月に契約更新されたフェデリコ・ディマルコとほぼ同額のものだ」と説明している。双方が希望する年棒の額に差があったため、契約延長交渉が凍結されており、移籍が濃厚だったのだ。

 しかし同メディアによると、今夏の売却に向けクラブ側が動き出したこのタイミングで、ダンフリース側が心変わりし、インテルの提示する年棒額を受け入れる姿勢を見せたようだ。これを受けてクラブも契約延長交渉を再開。実際に合意に至るかどうかは、「ダンフリースの意志が大きく影響する」と予想される。新シーズンはインテルで、自らの価値を証明することになるのだろうか。

【関連記事】
セリエA時代の中田英寿も被害に…。欧州日本人選手を干した歴代監督6人
98年、中田英寿。激動の時代、ナカタはなぜ至高の活躍を見せ急速に引退へと向かったのか【セリエA日本人選手の記憶】
美しすぎて胸キュン!? 美女サッカー選手。まるでモデルな女子選手たち

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!