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「アトレティコに残るわけには…」スペイン代表FWモラタ、今夏の退団が確定か。中東から破格オファーの噂も

text by 編集部 photo by Getty Images

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アトレティコ・マドリードのアルバロ・モラタ

【写真:Getty Images】



新天地は中東か? アルバロ・モラタ


UEFAユーロ2024(EURO2024)に参戦中のスペイン代表FWアルバロ・モラタが、サウジアラビアに移籍する可能性があることがわかった。スペインメディア『Relevo』が、現地時間1日に報じている。4つのビッククラブで結果を残したさすらいのストライカーは、ついにヨーロッパを去ってしまうのだろうか。



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 レアル・マドリード下部組織出身のモラタは、そのままトップチームデビューを果たすと、その後ユベントス、チェルシーとビッグクラブを渡り歩き、現在はアトレティコ・マドリードに所属している。評価が分かれる選手だが、10季連続で公式戦2桁ゴールを達成し、スペイン代表ではキャプテンを任されるなど、その実力は確かだ。
 

 23/24シーズンもまずまずの活躍を見せたものの、モラタはユーロ前のインタビューで、「アトレティコ・マドリードが8人のFWと契約したいのであれば、僕はクラブの優先事項ではないんだろう。これだけは、はっきりと言いたい。今は31歳で、10月には32歳だ。試合に出られないのに、アトレティコに残るわけにはいかないんだ」と明言。退団が近づいていることを打ち明けた。同メディアによれば、実際にアトレティコはモラタに1500万ユーロ(約24億円)の値札をつけて退団を容認。中東勢からの関心が集まっていることが明るみに出ている。

 一方、スペインメディア『Fichajes.com』によると、スペイン代表DFナチョの獲得を6月27日に発表したサウジアラビアのアル・カーディシーヤが、モラタの移籍金と報酬をまかなう5000万ユーロ(約80億円)以上の資金を用意して、獲得を打診したという。同メディアは、これはアトレティコにとって「間違いなく考慮すべきオファー」だとし、合意が近いことも報じている。

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