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ポルトガル代表がPK戦の末ベスト8へ!D・コスタがチーム救う。フランスは終盤に粘り勝ち【1日結果まとめ/ユーロ2024】

text by 編集部 photo by Getty Images

UEFAユーロ2024(EURO2024)最新ニュース

ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド
【写真:Getty Images】



ポルトガル代表GKディオゴ・コスタがPK連続セーブ


 UEFAユーロ2024(EURO2024)・決勝トーナメント1回戦の2試合が現地時間7月1日にドイツの各地で開催された。優勝候補の一角であるフランス代表は強豪ベルギー代表と、クリスティアーノ・ロナウド率いるポルトガル代表はスロベニア代表と対戦した。


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 先んじて行われたフランス対ベルギーは、ディディエ・デシャン監督率いるチームが1-0で勝利をおさめている。序盤から一進一退の攻防が続き、お互いに複数のチャンスを作った。フランスがボールを保持する展開が続いたが、最初に決定機を迎えたのはベルギーだった。24分、フランスのバイタルエリア付近で得たフリーキックのチャンスに、チームの司令塔ケヴィン・デ・ブライネ。同選手が放った際どいシュートはGKマイク・メニャンによって防がれたが、前半のベルギーは良いリズムを生んでいた。

 しかし後半はフランスの守備陣がベルギーの攻撃陣をほぼ完璧にシャットアウト。とりわけロメル・ルカクに対するウィリアン・サリバの対応は鬼気迫るものがあり、ベルギーのストライカーに何も仕事をさせなかった。すると85分、エンゴロ・カンテのパスを受けたランダル・コロ・ムアニが反転して右足を振り抜く。これがヤン・フェルトンゲンの足にあたってゴールラインを割り、フランスがついに先制する。結局これが決勝点となり、ベスト8に進むチームが決まった。

 続いて、フランクフルト・アレーナで行われたゲームでは、ポルトガルがPK戦の末に勝利している。終始C・ロナウド擁するチームが試合の主導権を握り、前半の段階でボール支配率65%を記録した。しかしC・ロナウドのフリーキックやラファエル・レオンの突破などでゴール前までは何度も迫るものの、ポルトガルはネットを揺らせずにハーフタイムを迎えた。

 後半もポルトガルが攻めの姿勢を示し、時折スロベニアが鋭いカウンターを見せる展開が続く。GKヤン・オブラクを中心としたスロベニアの守備は堅く、勝負の行方は延長戦へ。105分、ディオゴ・ジョタがドリブルでペナルティエリア内に侵入すると、スロベニアDFがたまらずファウル。主審はスポットを指さした。このチャンスにC・ロナウドが仁王立ちするも、オブラクがここにも立ちふさがる。ゴール右に鋭い球威で放たれたボールを守護神が弾き返し、スロベニアは絶体絶命のピンチを脱した。

 120分でも決着付かず、両チームの命運はPK戦に委ねられた。ここで驚異のPK3連続セーブを見せたのがポルトガルのディオゴ・コスタだ。同選手の活躍により、同国代表のベスト8進出が決まった。

フランス代表 1-0 ベルギー代表
ポルトガル代表 0-0(PK:3-0) スロベニア代表

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【了】

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