UEFAユーロ2024（EURO2024）最新ニュース

フランス代表が接戦を制す

　UEFAユーロ2024（EURO2024）・ラウンド16、フランス代表対ベルギー代表が現地時間1日にデュッセルドルフ・アレーナで行われた。フランスはキリアン・エムバペやアントワーヌ・グリーズマン、ベルギーはケビン・デ・ブライネやロメル・ルカクらが先発に名を連ねている。

　世界が注目する強豪国同士の対決は、立ち上がりからフランスがボールを持ち、ベルギーが構えてカウンターを狙うという展開に。そんな中、最初にビッグチャンスを迎えたのはベルギー。24分、ペナルティーエリア手前角の位置でフリーキックのチャンスを得ると、デ・ブライネが直接シュート。ボールはゴール前でバウンドする際どいものだったが、GKマイク・メニャンの好セーブに遭った。

　その後はフランスがベルギー陣内でプレーする時間を増やすなど、やや一方的な展開に。アディショナルタイムにはエムバペが左サイドをえぐったところから、オーレリアン・チュアメニが強烈なシュートを放ちゴールを脅かす。しかし、ネットは揺れず、結局スコアレスのままハーフタイムを迎えることになった。

　迎えた後半も、フランスがボールを保持する時間が長く続く。その中で10本近くのシュートを放ったものの、肝心のゴールは奪えず。反対にベルギーも速攻から何度かチャンスを作ったが、メニャンの好セーブもあり、こちらにも得点は生まれなかった。

　しかし、85分、ついに試合が動く。ボックス内でボールを受けたランダル・コロ・ムアニが反転からシュート。これがブロックに入ったヤン・フェルトンゲンの足に当たってそのままゴールに吸い込まれ、フランスが先制に成功した。

　これが決勝点となり、フランスがベスト8に進出。ベルギーは無念の敗退となった。

【得点者】
85分 1-0 オウンゴール（フランス）