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超ギリギリ…? サッカーU-23日本代表、パリ五輪メンバー当落線上の6人。18人の狭き枠に滑り込めるか?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 今月開幕するパリ五輪(パリオリンピック)に臨むサッカーU-23日本代表のメンバーが3日に発表される。18人という狭き門をくぐり抜ける難易度は決して低くなく、当然ながら選出ぎりぎりのラインにいる選手も多い。今回は、最終メンバーの当落線上にいる主な6人をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照


FW:佐藤恵允(さとう・けいん)

サッカーU-23日本代表の佐藤恵允

【写真:Getty Images】

生年月日:2001年7月11日
所属クラブ:ブレーメンII(ドイツ)
23/24リーグ戦成績:14試合5得点1アシスト

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 U-23アジアカップでは背番号「10」を背負った佐藤恵允だが、現状ではパリ五輪行きの雲行きが怪しくなっている。

 U-23アジアカップの全6試合に出場したものの、先発したのはその半分の3試合。4-2-3-1の2列目左サイド、もしくは4-3-3の左WGを任されることが多かったが、ノーゴール・ノーアシストに終わった。同僚との連係面や決定機が訪れた際の落ち着きに不安を残したのはマイナス材料だ。

 サイドアタッカーのポジション争いも過酷を極めている。U-23アジアカップではFW平河悠(FC町田ゼルビア)が出色の出来を見せたほか、サイドで起用されたMF山田楓喜(東京ヴェルディ)も“一発”があることを示した。FW藤尾翔太はCFだけでなくWGとしても機能することを証明。仮に藤尾がサイドでも起用されることになれば、佐藤の優先度は自ずと下がることになる。

 さらに、パリ五輪前最後の強化試合となった6月のアメリカ遠征では、2023年9月のU23アジアカップ予選以降代表から遠ざかっていたFW斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム)が好パフォーマンスを披露。左サイドを主戦場とする斉藤のアピール成功によって、佐藤はさらに厳しい状況に追い込まれたかもしれない。

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