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このままだと失敗…。前半戦ガッカリだったJ2の新戦力(3)主力定着は困難? 恩師とともに個人昇格したCB

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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2024シーズンの明治安田J2リーグは折り返し地点を過ぎた。新戦力が活躍して飛躍したチームがある一方で、期待の新戦力がハマらずに苦しんでいるケースもある。今回は、今季J2のクラブに加入した選手で期待通りにいっていない選手をピックアップして紹介する。※各データは6月16日時点『transfermarkt』を参照。


DF:板倉洸(レノファ山口FC)

レノファ山口FCの板倉洸
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年4月6日(26歳)
前所属クラブ:FC大阪
2024リーグ戦成績:9試合0得点0アシスト

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 横浜F・マリノスの育成組織で育ったあと東洋大学に進学した板倉洸は、卒業後の2021年にヴァンラーレ八戸に加入すると、J3で着実に出番を増やしていった。2023シーズンはFC大阪でリーグ戦33試合に出場して安定したパフォーマンスを披露し、今季からレノファ山口FCに加入している。

 八戸、FC大阪、山口というキャリアは、志垣良監督と同じで、指揮官が信頼して各地に呼んでいるということだ。板倉は守備面で安定感があるだけでなく、もともとサイドバックだった影響もあってボールの扱いに長けており、ビルドアップにも期待できる。戦術面でもプラスと見込まれての加入だっただろう。

 ただ、山口はヘナン、キム・ボムヨン、平瀬大とセンターバックの選手がそろっているため、全員のコンディションが整っていると、板倉にはなかなか出番がないのが現状である。

 志垣監督と一緒であれば、J2でもあっさり定位置を得られるのではないかと思われていたものの、これまでのところは期待通りにいっていない。

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【了】

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