MF:ダビデ・フラッテージ(イタリア代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2002年1月23日
グループリーグ成績:3試合0得点0アシスト
昨夏にサッスオーロからインテルに移籍したダビデ・フラッテージは、スクデットを獲得したチームの中で、セリエAで先発出場したのは6試合と、不動のレギュラーに定着することができなかった。
それでもイタリア代表では不動のスタメンであり、ユーロ2024(欧州選手権)予選ではチーム最多の3ゴールを記録している。こうした経緯を踏まえると、今大会でも重要な存在になるかと思われたが、蓋を開けると、予選とは別人のような酷いパフォーマンスに終始した。
アルバニア代表との初戦こそフル出場したが、続くスペイン代表戦は前半のみで交代。クロアチア代表との最終戦ではスタメンを外れて、後半開始と同時に投入されたが、そのわずか数分後に擁護しようのない露骨なハンドでPKをとられた。
各試合のスタッツを振り返ると、前半のみで交代となったスペイン代表との試合では6本のパスしか出していないことからもわかるように試合から消えている。後半開始から登場し、PKを献上したクロアチア代表戦は16本中7本しかパスが通らず、何度も中盤でボールをロストした。このレベルのパフォーマンスでは擁護しようがないだろう。