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このままだと失敗…。前半戦ガッカリだったJ1の新戦力(2)即戦力期待→ベンチ要員!? 日本代表復帰の期待は消えた

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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2024シーズンの明治安田J1リーグは折り返し地点を過ぎた。新戦力が活躍して飛躍したチームがある一方で、期待の新戦力がハマらずに苦しんでいるケースもある。今回は、今季J1のクラブに加入した選手で期待通りにいっていない選手をピックアップして紹介する。※各データは6月23日時点『transfermarkt』を参照。


MF:井手口陽介(ヴィッセル神戸)


【写真:Getty Images】

生年月日:1996年8月23日(27歳)
前所属クラブ:セルティック(スコットランド)
2024リーグ戦成績:9試合0得点0アシスト

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 井手口陽介は、ヨーロッパで思い通りのキャリアを過ごせなかったが、昨季、セルティックからのレンタルでアビスパ福岡に加入すると、圧倒的な存在感を披露した。90分間戦い抜くスタミナを活かして相手の攻撃を食い止め、素早く速攻につなげることができるMFで、福岡にクラブ史上初となるYBCルヴァンカップのタイトルをもたらした。

 その活躍を引っ提げて、今季はJ1王者のヴィッセル神戸に加入した。しかし、ここまではベンチスタートが多く、リーグ戦の先発はわずか4回となっている。扇原貴宏や山口蛍といったポジション争いのライバルが強力なことが一つの要因だが、出場した際もインパクトを残せていない印象で、まだ適応に苦しんでいる様子だ。

 山口が33歳、扇原が32歳で、神戸としては長期的なプランで井手口を獲得したとみていいだろう。ただ、昨季の活躍は日本代表に呼ばれても不思議ではないという声も多くあっただけに、加入後すぐに主力に定着すると期待したファンも多いはずだ。

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【了】

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