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【写真:Getty Images】
中国現地メディアはW杯最終予選に悲観的な展望
カナダ、米国、メキシコで共催される2026年のワールドカップ・アジア最終予選の組み合わせ抽選会が27日に行われ、サッカー日本代表は、オーストラリア代表、サウジアラビア代表、中国代表、バーレーン代表、インドネシア代表と同じC組に入った。抽選結果について、悲観的な意見を中国メディア『捜狐』が報じていた。
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アジア最終予選は今年9月から来年6月にかけて行われる。そして今回のアジア予選では、各組の上位2チームが出場権を獲得し、3位と4位がプレーオフに回って残りの枠を争うという方式だ。
中国代表が入ったC組には、アジアでも強国に分類される日本代表、オーストラリア代表、サウジアラビア代表が組み分けされている。同メディアは、「日本、オーストラリア、サウジアラビアはいずれもアジアのトップとして認められているため、このグループは中国チームにとって良い抽選ではない」と前置きし、最終予選の展望を次のように分析していた。
「他に何も問題がなければ、日本、オーストラリア、サウジアラビアが上位3位を獲得することになる。予選ルールによれば、グループ上位2チームがストレートでW杯に出場する形だ。グループ3位と4位はプレーオフでの決戦となるが、中国チームの強さではグループ3位は絶望的である」
そして、「中国は、グループステージ4位で次のステージに進み早期敗退を避けるためにもバーレーンとインドネシアに勝つことを最優先に考える必要がある」と言葉を続け、「ホームとアウェイでバーレーンに勝たなければならない。インドネシア代表は今回の予選で多くのオランダ人選手を帰化させ、チーム力を大幅に向上させた。そんな相手に、ホーム&アウェーで勝ち点6を獲得するのは非常に難しい。もっとも現実的な目標は、ホームでインドネシアに勝利し、アウェイで引き分けることだ」と、最終予選での現実的な目標を掲げていた。
また、最終予選での中国代表の戦い方についても、「より現実的に守備的なカウンター攻撃に集中しすぎることで、代表チームが出場の望みを失わないように願っている」と、格上相手に消極的になりすぎるチームの傾向を不安視していた。
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【了】