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「微笑ましい対決」フランス紙は意外と楽観視!?ラウンド16で激戦必至のベルギー戦、有利と考える理由は?【ユーロ2024】

text by 編集部 photo by Getty Images

UEFAユーロ2024(EURO2024)最新ニュース

ベルギーと対戦するフランス代表
【写真:Getty Images】



フランス代表、最近の主要大会ではベルギー代表に4勝


 UEFAユーロ2024(EURO2024)・グループリーグE組第3節、ウクライナ代表対ベルギー代表の試合が現地時間26日に行われ、試合は0-0の引き分けに終わった。この結果、フランスは決勝トーナメント1回戦で2位通過のベルギーと対戦するが、フランス紙『ラ デペシュ』は意外にも楽観的に受け止めている。


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 すでに前日の試合でフランスはポーランドと1-1で引き分け、グループリーグD組で2位通過していた。そして、今日の試合でベルギーがウクライナに勝ち、ルーマニアがスロバキアに引き分け以下で終わればベルギーの1位突破という可能性もあったが、ウクライナ対ベルギーが0-0の引き分け、スロバキア対ルーマニアが1-1のドローに終わったことで、ルーマニアの首位通過とベルギーの2位通過が決まっている。なお、スロバキアも3位で突破を果たした。ウクライナは3試合で勝ち点4だったが、グループ最下位で敗退している。

 決勝トーナメント1回戦で、いきなりFIFAランキング2位のフランスと3位のベルギーが激突することになった。同紙はタイトルに「フランスはラウンド16でベルギーと対戦する。通常はブルースにとって微笑ましい対決」とつけ、「レ・ブルーは振り返ってみれば安心できる。戦績はほぼ互角(フランス8勝、ベルギー5勝、5引き分け)だが、主要大会(ワールドカップとユーロ)での戦績は明らかにトリコロールが有利だ。このような大会でベルギーと4度対戦し、フランスは4度勝利している。1938年ワールドカップ、1984年ユーロ、1986年ワールドカップ、そして若い世代には記憶に新しい2018年ワールドカップの準決勝である」と楽観的に捉えている。

 ただし、同紙は「それでも、統計は試合に勝ちたいという欲求には勝てない。ロメル・ルカク、ケヴィン・デ・ブライネ、ジェレミー・ドクら大物選手を多数擁するベルギーに勝つためには、レ・ブルーはあらゆる手段を講じなければならない。ディディエ・デシャン監督と選手たちにとって、それは並大抵のことではないだろう」とも付け加え、データ上はフランスが有利でも予想外の事は起き得るという見解を示している。

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【了】

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