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このままではマズイ…。J1リーグ、前半戦ガッカリだった6チーム。期待とは裏腹…。成績が落ち込んでいるのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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2024シーズンの明治安田J1リーグは折り返し地点を過ぎた。前半戦(第19節まで)の結果を振り返ると、昇格組ながら首位をひた走るFC町田ゼルビアや、盤石の強さを見せる鹿島アントラーズなど好調なチームがある一方で、長く不振に喘いでいるチームも複数ある。今回は、今季のJ1リーグ前半戦で残念ながら低調な戦いぶりとなっているクラブを紹介する。(情報は6月26日時点の『transfermarkt』参照)


浦和レッズ

浦和レッズの監督
【写真:Getty Images】

前半戦順位:11位(勝ち点26)
前半戦成績:19試合7勝5分7敗(30得点27失点)


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 今冬積極的な補強を行い、優勝候補筆頭だった浦和レッズだが、現在ボトムハーフに沈んでおり、未だ本調子には至っていない。

 昨季リーグ4位と、24/25シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場まであと一歩だった浦和は、シーズンオフにサミュエル・グフタフソンや渡邊凌磨、2022年にJ1得点王に輝いたチアゴ・サンタナら実力者を獲得するなど大型補強を敢行。アレクサンダー・ショルツや西川周作など、昨季リーグ最少失点を記録した堅い守備陣も健在だった。

 しかし、監督交代により、またゼロからのスタートとなった今季は、前半戦を11位で終えるなど勝ちきれない試合が続く。本来中盤の選手である渡邊を左SBに起用したり、ショルツや酒井宏樹など守備の要が怪我で戦線離脱したりと、昨季鉄壁を誇った自慢のディフェンス陣が振るわず、第19節終了時点の失点数は「27」と、すでに昨季の総失点数に並んでしまっている。新エースとして獲得したチアゴ・サンタナは、チームトップの7得点と活躍しているが、さらなるテコ入れは必要だろう。

 去年の夏に中島翔哉を獲得するなど、浦和はシーズン途中でも補強を積極的におこなうクラブである。そのため選手層も厚く、選手たちの疲労がたまる後半戦でのブーストには期待できる。しかし、昨季は前半戦終了時点で4位につけており、今季の低調ぶりは期待外れと言ってもいい。

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