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2024シーズンの明治安田J2リーグは折り返し地点を過ぎた。新戦力が活躍して飛躍したチームがある一方で、期待の新戦力がハマらずに苦しんでいるケースもある。今回は、今季J2のクラブに加入した選手で期待通りにいっていない選手をピックアップして紹介する。※各データは6月16日時点『transfermarkt』を参照。
MF:和田昌士(ザスパ群馬)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年4月11日(27歳)
前所属クラブ:いわてグルージャ盛岡
2024リーグ戦成績:18試合0得点0アシスト
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和田昌士は、横浜F・マリノスの下部組織で育ち、2016年にトップチーム昇格を果たした。遠藤渓太(現・FC東京)と同期であり、天才肌のMFとして大きな注目を集めている。
しかし、和田はプロの舞台でなかなか芽が出ず、J2とJ3のクラブを渡り歩くことに。ステップアップしていく遠藤と比較されることもしばしばで、「消えた天才」と言われることもあった。
それでも地に足をつけてプレーを続けた和田は、2023シーズンにJ3のいわてグルージャ盛岡で11得点を記録した。それ以前のキャリアハイはシーズン4得点だったことを考えると大きな飛躍で、自身もJ2のザスパ群馬へとステップアップしている。
ただ、新天地ではここまでうまくいっていない。3月6日のYBCルヴァンカップ・SC相模原戦で2得点1アシストの大活躍を見せたときは期待が高まったものの、以降は沈黙。リーグ戦でここまで得点もアシストもない。
群馬はJ2の最下位で、19試合を終えた時点での得点数はわずか11。和田だけに責任があるわけではないことは明らかだが、期待通りの働きではないことも間違いないだろう。
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