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「間違った才能の使い方を後悔」イングランド代表のレジェンドが同国指揮官の起用を猛批判「誤った扱いで…」【ユーロ2024】

text by 編集部 photo by Getty Images

UEFAユーロ2024(EURO2024)最新ニュース

ガレス・サウスゲート監督
【写真:Getty Images】



苦しみながらも首位突破を果たしたイングランド代表


 UEFAユーロ2024(EURO2024)・グループリーグC組第3節、イングランド代表対スロベニア代表が行われた。試合は0-0の引き分けで終わっている。元同国代表のガリー・ネヴィル氏は、グループリーグを1勝2分けで終えたチームの選手起用について厳しい評価を下していた。米メディア『EURO SPORTS』が報じている。


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  18分、フィル・フォーデンが左サイドを突破して、中央のブカヨ・サカにクロスを送る。同選手がそのまま流し込みゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定が下されてしまいゴールは認められなかった。

 後半には、コビー・メイヌーと今大会出番のなかったコール・パルマーを投入。印象的なプレーを見せるも、ゴールを奪えず試合は0-0のまま終了した。他会場の結果もあり、イングランド代表は1勝2分けと苦しみながらもグループリーグ1位突破を決めている。

 同国代表のレジェンドであり、現在は人気解説者のネビル氏は、「間違った才能の使い方を後悔するかもしれない」と前置きした上で、低調なパフォーマンスが続いているイングランド代表を次のように厳しく評価していた。

「イングランド代表は素晴らしい才能を持っている。本当に素晴らしい才能だ。我々はこれらの才能を誤った扱いで無駄にすることはできない。そうしたら本当に後悔することになるだろう。監督もそう思うはずだ」

 また、後半途中から出場したパルマーとメイヌーについて、「後半に出場してすぐにチームを改善した」と称賛の言葉を送り、「彼らは我々の中でもっとも技術力のある選手だ。ボールを扱うのに最も慣れているように見え、我々をチームらしく見せてくれる選手たちだ。前半の我々はボールを扱うのが本当に下手だった。控えめに言っても、それが20年間我々が見てきたイングランドの堅苦しさだ」と、前半と後半で途中出場した選手たちが違いを作ったと強調していた。

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【了】

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