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フォーカス 7日前

ユーロ2024で就活中!? 来季の所属クラブが不明な代表選手10人。移籍市場を賑わせる男たち【ユーロ2024】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ユスフ・ヤズジュ(トルコ代表)

トルコ代表MFユスフ・ヤズジュ
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年1月29日
2023/24所属クラブ:リール(フランス)
今大会成績:2試合0得点0アシスト

 ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が率いるトルコ代表で背番号11を背負うユスフ・ヤズジュも今季限りでフリーとなることが濃厚な選手だ。

 若くしてトラブゾンスポルで注目を集めたヤズジュは2019年夏にリールに引き抜かれた。そんな彼が最も注目を集めたのが2020/21シーズンだろう。結果的にUEFAヨーロッパリーグ(EL)で得点王に輝いた彼は、ミランとのアウェイゲームでハットトリックを達成したのだ。サン・シーロでのミラン相手のハットトリックは元バルセロナのリバウド以来の快挙だった。

 古巣トラブゾンスポルへのローン移籍から復帰した今季はパウロ・フォンセカ監督の下で公式戦12ゴールを記録した。フランスメディア『sofoot.com』の取材に答えたヤズジュはフォンセカについて、「彼のおかげで攻撃面はより成熟し、守備も好きになった。年齢を重ねたこともあって、現代サッカーにおけるカバーリングの重要性をよりよく理解するようになったね」と明かし、恩師への感謝の弁を述べている。

 ヤズジュのサッカー観を変えたフォンセカは来季よりミランの監督に就任する。そのため過去に自らがハットトリックを沈めた強豪への移籍の噂が報じられている。自らの去就についてヤズジュは「多くの重要なクラブが自分に興味を持ってくれているのは喜ばしいことだが、自分は何よりもユーロ2024に集中したい」と語っており、移籍先が決まるのは大会終了後になるだろう。

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