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ユーロ2024で就活中!? 来季の所属クラブが不明な代表選手10人。移籍市場を賑わせる男たち【ユーロ2024】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

GK:カスパー・シュマイケル(デンマーク代表)

デンマーク代表GKカスパー・シュマイケル
【写真:Getty Images】

生年月日:1986年11月5日
2023/24所属クラブ:アンデルレヒト(ベルギー)
今大会成績:2試合2失点

 デンマーク代表で正GKを務めるカスパー・シュマイケルも来季の去就が未確定な選手の1人だ。

 レスターでクラブ歴代3位の479試合に出場するなど、長らくプレミアリーグでプレーしたシュマイケルは昨夏にベルギーの名門アンデルレヒトに加入した。2022/23シーズンにアンデルレヒトは国内リーグを11位で終えるなど苦戦を強いられていたが、23試合で23失点に抑えたこのベテランGKの活躍もあって今季は2位へと大幅に順位がアップ。データサイト「WhoScored.com」のレーティングでもGK部門ではトップに立った。

 シュマイケルとアンデルレヒトの契約は昨夏に加入した時点で単年契約であり、1年契約延長するオプションも含まれている。そのため現時点では退団が発表されていないが、不透明なことには変わりない。本人もデンマークメディア『ティプスブラデット』のインタビューに答えており、ユーロ(欧州選手権)での戦いに集中するために自らの去就は大会後に決断すると示唆している。

 そして迎えた今大会もマッツ・ハーマンセン(レスター)やフレデリク・レノウ(ウニオン・ベルリン)を抑えて正GKとしてプレーしており、ベンチスタートが多い主将のシモン・ケア(ミラン→無所属)に代わってゲームキャプテンを務めている。37歳となった今でも大きな衰えは見られないどころか、安定抜群のプレーでデンマーク代表を牽引しており、多くのクラブが獲得に乗り出しても不思議ではない。

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