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ユーロ2024で就活中!? 来季の所属クラブが不明な代表選手10人。移籍市場を賑わせる男たち【ユーロ2024】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:アドリアン・ラビオ(フランス代表)

フランス代表MFアドリアン・ラビオ
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年4月3日
2023/24所属クラブ:ユベントス(イタリア)
今大会成績:2試合0得点0アシスト

 アドリアン・ラビオの契約延長を巡るニュースは夏の風物詩となりつつある。昨夏にユベントスと1年の契約延長にサインしたフランス代表MFは、新たな契約を結ばない限りは今夏で退団となる。

 2019年夏にユベントスに加入したラビオは毎シーズンのように主力として活躍しており、今季は試合によってキャプテンを任されるなどチームに欠かせない存在となっている。イタリアメディア『CalcioMercato.com』によると、クラブは2年+1年の延長オプション付きのオファーを提示しているそうだが、ラビオ側からの返答はまだないそうだ。

 この状況を受けてクリスティアーノ・ジュントーリFD(フットボールディレクター)は後任をリストアップしているようで、父がクラブOBのケフレン・テュラム(ニース)らが獲得候補に挙がっているそうだ。

 一方の本人は選手層が厚いフランス代表でレギュラーとして先発出場しており、3列目からの攻撃参加と守備時はトランジションの鋭さで多くのセカンドボールを回収。チームに欠かせない存在として相方のエンゴロ・カンテとともに輝いており、この活躍を受けて多くのビッグクラブが触手を伸ばすことになりそうだ。慣れ親しんだトリノに残るのか、それとも新たな挑戦に挑むのか。ラビオの去就は今夏の移籍市場で最も注目すべき事案となるかもしれない。

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