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フォーカス 7日前

ユーロ2024で就活中!? 来季の所属クラブが不明な代表選手10人。移籍市場を賑わせる男たち【ユーロ2024】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:ペペ(ポルトガル代表)

ポルトガル代表DFペペ
【写真:Getty Images】

生年月日:1983年2月26日
2023/24所属クラブ:ポルト
今大会成績:2試合0得点0アシスト

 ポルトガル代表は史上最多6度目のユーロ(欧州選手権)出場となる39歳のクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)にフォーカスが当たりがちだが、41歳のペペも負けず劣らず素晴らしい活躍を披露している。大会最年長出場記録も更新した。

 過去にレアル・マドリードで不動のレギュラーを務めていたペペは、2019年の冬の移籍市場で12年ぶりにポルトへと復帰を果たした。衰え知らずのベテランCBは今季も元気にフル稼働しており、公式戦36試合に出場。ミッドウィークに試合がある際は休むこともあったが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では怪我で欠場した1試合を除いて7試合すべてでフル出場していた。

 パフォーマンスレベルだけ見ると全く衰えていない。球際に強く、スピードで相手FWに置いていかれるシーンもほとんど見られない。ただ、契約満了を迎えた今オフにアンドレ・ビラス=ボアス新会長が彼の去就について「ポルトの選手として続けるのはもうない」とコメント。退団することを公に発表した。

 そのため今夏のユーロは彼にとって「就活」の場となるのだが、多くのクラブが獲得に乗り出してもおかしくないハイパフォーマンスを披露している。ゴンサロ・イナシオ(スポルティングCP)やアントニオ・シウバ(ベンフィカ)など、優秀な選手を差し置いてスタメンを勝ち取っているのは紛れもなく彼の実力があってのことだ。この41歳のDFの新天地はどこになるのだろうか。

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