UEFAユーロ2024(EURO2024)最新ニュース
現地時間6月14日にEURO2024(ユーロ2024)が開幕した。出場している多くの選手に所属クラブがある一方で、今季限りで契約満了となることで来季の所属クラブが不明な選手もいる。今回は、ユーロに出場している選手の中で、今夏にフリーとなる可能性がある10人の選手をピックアップして紹介する(成績は6月23日時点)。
FW:メンフィス・デバイ(オランダ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1994年2月13日
2023/24所属クラブ:アトレティコ・マドリード(スペイン)
今大会成績:2試合0得点0アシスト
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ロビン・ファン・ペルシが保持するオランダ代表歴代最多得点記録(50)まであと5ゴールに迫っているメンフィス・デパイは、今季限りでアトレティコ・マドリードを退団した。現状では来季の所属先が決まっていないため7月1日からは「無所属」となる。
PSV、マンチェスター・ユナイテッド、リヨン、バルセロナ、アトレティコ・マドリードとビッグクラブを渡り歩いてきたこのオランダ代表FWは、ブレイクが早かったためベテランと思われがちだが、まだ年齢は30歳。衰える年齢でもなく、今季はインテルとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ではベスト8に導くゴールを決めるなど、トップレベルの試合でも活躍できるクオリティを維持している。
それでもアトレティコ・マドリードが契約を更新しなかった理由の一つとして考えられるのは、あまりに怪我が多いから。「transfermarkt」によると、今季だけで4度も筋肉系のトラブルで離脱をしており、これまでのキャリアを振り返っても毎シーズンのように怪我に悩まされてきた。
迎えた今大会はオランダ代表のエースとして期待されている。開幕2試合でゴールこそ奪えていないが、フランス代表との試合でも反転から強烈なシュートを放つなど、キレキレのプレーを披露。高額な年俸がネックになる可能性はあるが、今夏の移籍市場で争奪戦となってもおかしくはない。