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フォーカス 5か月前

このままだと失敗…。前半戦ガッカリだったJ1の新戦力10人。力を発揮できなかったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:山岸祐也(名古屋グランパス)

名古屋グランパスの山岸祐也
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年8月29日(30歳)
前所属クラブ:アビスパ福岡
2024リーグ戦成績:8試合0得点0アシスト

 山岸祐也は、アビスパ福岡で2022、23シーズンと2年続けて2桁得点を達成して、今季からは名古屋グランパスに加入した。本人にとってはキャリアのピークとも言える時期で、名古屋も即戦力として期待して迎えたはずだが、ここまでリーグ戦で得点はない状況だ。

 山岸はプレシーズンキャンプで右ひざを痛めて出遅れると、第5節の横浜F・マリノス戦で前半途中に負傷交代。内側側副靱帯の負傷で長期離脱を余儀なくされた。

 5月末に復帰した山岸は、まだリーグ戦でのゴールがないものの、YBCルヴァンカップの柏レイソル戦で移籍後初ゴールを挙げた。スタートダッシュは失敗してしまったが、現在はリーグ戦4試合連続出場中で、状態は上がってきているはずだ。

 名古屋では、チーム内得点王の永井謙佑がここまでリーグ戦で4得点を挙げており、負傷離脱しているキャスパー・ユンカーが3得点という状況だ。得点源がいないことは確かで、山岸の得点力に期待が集まっている。

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