UEFAユーロ2024(EURO2024)最新ニュース
【写真:Getty Images】
グループDはベルギー代表以外が勝ち点「3」で並ぶ
UEFAユーロ2024(EURO2024)・グループリーグ第2節の3試合が現地時間21日にドイツの各地で開催された。
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前節辛酸をなめたウクライナ代表は、スロバキア代表を相手に2-1で逆転勝利をおさめている。この試合のファーストゴールを挙げたのはスロバキアのイヴァン・シュランツだったが、ウクライナは後半に2得点を記録した。54分、左サイドバックのオレクサンドル・ジンチェンコのクロスに、MFミコラ・シャパレンコが左足であわせ、ゴール右隅に沈めた。そして80分、ロマン・ヤレムチュクが後方からのロングフィードを素晴らしいトラップでコントロールすると、相手GKを見ながら落ち着いて枠内へ流し込んだ。ウクライナの勝利により、グループDはベルギー代表以外が勝ち点「3」で並ぶ混戦の様相を呈している。
初戦を落としたチーム同士の戦いは、オーストリア代表が3-1で制した。 前節と同じく4-2-3-1を採用したオーストリアは、開始早々に先制点を奪う。フィリップ・ムウェネが左サイドからクロスを供給すると、ゲルノト・トラウナーがヘディングでネットを揺らす。ポーランド代表もクシシュトフ・ピョンテクのゴールによって前半のうちに追いつき、後半の半ばからはコンディション不良のロベルト・レヴァンドフスキを投入した。しかしこのあと追加点を挙げたのはオーストリア。途中投入のアレクサンダー・プラスが相手バイタルエリアに鋭いパスを通すと、マルコ・アルナウトヴィッチがこれをスルー。ひとつ奥に走り込んだクリストフ・バウムガルトナーが冷静にゴール右へ突き刺した。このあともオーストリアはPKで1点を追加している。
レッドブル・アレーナで行われたオランダ代表対フランス代表は、両者譲らずドロー決着に終わっている。序盤からお互いゴール前に迫るシーンを作りつつ、激しい攻防が展開された。ハーフタイムを迎えるまでに両チームとも5本ずつシュートを放ち、ボールポゼッションではフランスが61%とややリード。前半最大のチャンスはディディエ・デシャン監督のチームが作る。14分、マルクス・テュラムのバックヒールにアドリアン・ラビオが走り込み、アントワーヌ・グリーズマンへマイナス気味のパスを送る。しかしグリーズマンはこれを上手くコントロールできず、ビッグチャンスを逸してしまった。後半にもフランスは決定機を迎えたが、グリーズマンらは決め切れない。この日の大一番はスコアレスで終了のホイッスルを迎えている。
現地時間21日に行われたユーロ2024の結果は以下の通り。
スロバキア代表 1-2 ウクライナ代表
ポーランド代表 1-3 オーストリア代表
オランダ代表 0-0 フランス代表
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【グループリーグ順位表】ユーロ2024(EURO2024)
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