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2024シーズンの明治安田J2リーグは折り返し地点を過ぎた。前半戦(第19節まで)の結果を振り返ると、いわきFCやレノファ山口FCなど昨季から大きな飛躍を見せたチームがある一方で、長く不振に喘いでいるチームも複数ある。今回は、今季のJ2リーグ前半戦で残念ながら低調な戦いぶりとなっているクラブを紹介する。
※情報は6月20日時点の『transfermarkt』参照
ザスパ群馬(現在20位)
前半戦順位:20位
前半戦成績:19試合1勝6分12敗
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2020年にJ2リーグ復帰を果たし、ここまで4シーズンに渡って同リーグで過ごすザスパ群馬。昨季は大槻毅監督の元でリーグ11位フィニッシュと躍進を遂げたが、今季は打って変わって大不振に陥っている。最下位でシーズンを折り返すことになり、来季をJ2の舞台で迎えられるかどうか怪しい状況だ。
前半戦を終えて、勝利したのはわずか1試合。第4節以降はずっとJ3降格圏を彷徨っており、サポーターは勝利の美酒に酔いしれる週末に長いこと飢えている。
フロントは5月6日に大槻監督の解任を決断し、ヘッドコーチの武藤覚氏が監督に昇格することを発表したが、それでも閉塞感のある状況を打開するには至らず。群馬にとって待望の今季2勝目はお預けとなってしまっている。
最下位に沈んでしまった原因として真っ先に考えられるのが、深刻な得点不足だ。チームの得点数はリーグワーストとなる11点に留まったことが、勝利数1という悪夢に繋がっている。
ゴールを決められずとも負けることはないが、勝つことはできない。群馬は第20節消化時点で、19位栃木SCと勝ち点8差、残留圏の17位ロアッソ熊本と勝ち点12差となっており、もはや「引き分け」はポジティブに捉えられるものではないだろう。ゴールを奪い、チームを勝利に導くストライカーの補強が急務だ。J3降格の筆頭候補となっている群馬は、後半戦でどれだけ勝利数を増やせるだろうか。