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【写真:Getty Images】
来季久保の強力なライバルになるか?
UEFAユーロ2024(EURO2024)で活躍しており、トルコ代表でレアル・マドリードに所属するアルダ・ギュレルにレンタル移籍の噂があがっているようだ。スペインメディア『ABC futbol』は、マドリー所属の選手がレンタルで武者修行した過去を取り上げ、同選手の来季の将来について現地時間20日に報じている。
「トルコのメッシ」と称されているギュレルは、弱冠19歳ながらヨーロッパ屈指の名門クラブであるマドリーの選手として今季活躍した。出場機会は限られていたものの、出番があれば躍動し今季は10試合に出場、6ゴールを記録している。
現在ドイツで開催されているEURO2024では、トルコ代表のメンバーに選出されており、グループリーグ第1節ジョージア代表との試合では「EURO初出場初ゴール」を決めていた。
今後の将来が楽しみな選手ではあるが、所属クラブであるマドリーはヨーロッパ屈指の名門だ。来季は世界屈指のストライカーであるフランス代表のキリアン・エムバペ、弱冠17歳ながらブラジル代表で活躍するFWエンドリッキの加入も決まっている。
そのため出場機会が制限されることは濃厚であり、プレー時間の確保を目的としてギュレルのレンタル移籍もクラブは検討しているようだ。そして候補としてあがっているのが、過去にマドリーに所属しており現在はアーセナルで活躍するマルティン・ウーデゴールが所属していたことがあり、今はサッカー日本代表の久保建英が活躍しているレアル・ソシエダだと報じられていた。
同メディアは、「マドリードとソシエダの良好な関係を裏付ける一つの前例は、久保建英のケースだ」と述べた上で、「日本人アタッカーはソシエダに移籍したが、マドリーは彼を買い戻す場合の優先オプションを残していた」と強調。仮に出場機会を求めてギュレルがレンタル移籍を決断した場合、来季はトルコのメッシと日本の至宝がソシエダで共演することになるかもしれない。
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