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ダークホースはどこだ! ユーロ2024戦力値ランキング11~20位。番狂わせに期待の伏兵たち【ユーロ2024】

シリーズ:ユーロ2024戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

16位:ポーランド代表

ポーランド代表

【写真:Getty Images】


監督:ミハウ・プロビエシュ(2年目)
戦力値:71(攻撃力19、守備力18、選手層17、勝負強さ17)

 今大会のポーランド代表はかなり苦戦を強いられても不思議ではない。というのも予選の時点でチームはかなり苦しんでおり、アルバニア代表とチェコ代表と同じ組を3位で終え、プレーオフの末に本大会出場の切符を掴んでいた。

 本来は同国史上最多得点記録を保持するロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)の得点力を活かしたいところだが、開幕直前に行われたトルコ代表との親善試合で大腿二頭筋を断裂する怪我を負ってしまった。その結果オランダ代表との初戦の欠場を余儀なくされ、第2節以降の復帰も不透明。仮に復帰できたとしてもベストコンディションではないことが予想され、となれば「19」とした「攻撃力」は大きく下がってしまうかもしれない。

 痛手なのが「選手層」の部分で、本来は主力として計算したかったアルカディウシュ・ミリク(ユベントス)とマティ・キャッシュ(アストン・ヴィラ)が怪我のために選外となった。特にミリクの不在は大きな痛手で、レヴァンドフスキが怪我を負った状況でいないことをミハウ・プロビエシュ監督も頭を抱えていることだろう。

「守備」に関してはGKのヴォイチェフ・シュチェスニー(ユベントス)を中心にヤン・ベドナレク(サウサンプトン)、ヤクブ・キヴィオル(アーセナル)らタレントはいるが、それが強固なのかと問われれば別の話。オランダ代表との初戦では、両ウイングバックの戻りがあまりに早いことから、中盤で相手に多くのスペースを与えてしまっており、ラインが乱れることも多かった。

 オランダ代表の他にもフランス代表、オーストリア代表と完成度の高いチームとの対戦が予定されており、グループリーグ突破はかなり厳しい状況に置かれている。

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