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「ドーピングと非難する…」イングランド代表DFが試合中に口にした謎の液体とは?「秘密物質が明らかに」【ユーロ2024】

text by 編集部 photo by Getty Images

UEFAユーロ2024(EURO2024)最新ニュース

イングランド代表のキーラン・トリッピアー
【写真:Getty Images】



トリッピアーが口にしたものとは?


 UEFAユーロ2024(EURO2024)・グループリーグC組第1節、イングランド代表対セルビア代表の試合が現地時間16日に行われ、イングランド代表が1-0で勝利した。この試合で、イングランド代表DFキーラン・トリッピアーが口にしたある液体の正体について、米メディア『EUROSPORT』が現地時間18日に報じている。


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  この試合で、イングランド代表のトリッピアーは足を攣り治療を受ける場面があった。そして、SNSなどで話題になっていたのが同選手が治療を受けた際に口にしていた謎の液体だ。イングランド代表のスタッフの1人から何かを手渡された同選手は、それを口に含み治療を受けるとピッチに戻っていた。

 報道では、「SNSなどでトリッピアーがドーピングをしているのではないかと非難する言葉もあった」と伝えていたが、実際は治療のために特別に用意されたものだった。同メディアによると、彼が口にしたのは「ピクルスジュース」だという。

 記事では、「秘密物質が明らかになった。ピクルスジュースはユーロ2024の期間中、イングランド代表チームのほぼ全員がけいれんを防ぐために使用する予定だ」と述べた上で、「研究により、このジュースを飲むと、普通の水を飲むよりも40%早くけいれんを効果的に治すことができることが明らかになった。しかし、これはまったく新しい治療法というわけではない。世界中のアスリートがけいれん対策にピクルスジュースを使用しており、他の調合物と混ぜることも多い」と、すでに多くのアスリートが使用しているけいれん予防のための方法であることを伝えていた。

 この独特な予防法は過去にも活用されていたようであり、「2019年にアーセナルでプレーしていたルーカス・トレイラ、昨年ウィンブルドンでノバク・ジョコビッチに勝利した際のカルロス・アルカラス、そして2019年の全豪オープンで準決勝に進出できたのは、この物質のおかげだと語っていたアメリカのアスリート、フランシス・ティアフォなどがいる」と、同メディアは報じていた。

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【了】

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